ブルグミュラー:25の練習曲Op.100-21 「天使のハーモニー」【ピアノ曲解説|楽曲構造と演奏ポイント】

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 概要

比較的ゆったりとしたアルペジオの練習曲です。ただ演奏するだけでなく、和声の理解を深めるなど楽典的知識を取り入れることも試みましょう。

 対象レベル

  • 和音や分散和音についての知識が備わっている。
  • ある程度の速度でのポジション移動を行える。

 参考演奏動画

 練習のポイント

1〜2、5〜6小節目

まず手始めに、小節ごとに使われている音を調べましょう。ハーモニーを構成している音はさほど多くないことに気がつきます。1小節全体を同時に和音として鳴らし、ポジションを確認した上で楽譜通りの分散和音で弾くと、間違えることなく打鍵できます。

3〜4、9〜10小節目

1小節内で和製の変化はありませんが、ポジションの移動が二拍ごとに伴います。焦らず2拍をひとまとまりにして和音として掴み、どのようにポジションが移動するのかを観察すると良いでしょう。

13〜16小節目

左手にメロディーラインが現れます。ここでは低音が動くことによりハーモニーが変わります。(右手3,4の指の音が共通)

難しい箇所ではありませんが、構成音が一音変わるだけで和声の響き方の変化に耳を傾けながら弾くと、音楽の面白さを(新たに)発見できるかもしれません。

わからないときは・・・

本稿は、楽譜を自分で読むための視点を示すものです。

実際の練習設計や個別の疑問については、レッスン内で扱っています。

執筆者

ピアニスト・作曲家。パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科高等教育課程および高等演奏課程を修了。在学中にブルーノ・リグット氏に師事。国内外のコンクールで実績を重ね、国内各種ピアノコンクールの審査員も務める。
ピアノをはじめ、ヴァイオリン、和声、音楽理論、作曲法など幅広い分野の指導を行う。演奏技術や表現・解釈の習得だけでなく、音楽構造の理解や創造的思考も重視した総合的な教育を実践している。
演奏家・作曲家としての経験を教育に活かし、フランス作品を中心とした幅広いレパートリーや作曲創作の現場で培った知識と技術を、生徒の学びに直接還元している。

公式サイト:https://masakazu-shiokawa.com

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